からだが重く 何もできないの漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
63歳女性、書道の先生でした。
更年期を迎えてから10年間、からだが重くて仕事もできなくなり、休養中とのこと。二か月ほど前より、介護が始まることで症状が悪化し、来店に至りました。
その他の症状として手だけが冷たく、足は火照るときがある・ふわふわとしためまい・動悸・突然カーっとして発汗・頭重(下に引っ張られる)・とにかく体が疲れる・睡眠はできるが途中で何度も目を覚ますなどがありました。
以前から漢方外来へも行き、4種類ぐらい漢方を服用しましたが、副作用が出るなどして続きません。今までは高価なローヤルゼリー・ピクノジェノールを服用して紛らわしていました。
漢方薬を服用後、ふわふわするめまい・カーっとするのぼせがなくなり、からだの重さも軽減してきました。動悸は相変わらずでしたので、微調整しながら続けて頂きました。
師走を迎えると何かと忙しくなり、不眠や不安感が悪化しましたが、これも漢方薬で対応し、年を越すことができました。そのころには動悸もなくなり、久しぶりにコンサートへ出かけてきたと回復ぶりをアピールしていました。
もともと活動的な方でしたので、今までの疲れが一気に出たのでしょうね。日ごろの養生を怠らなければ元気でいられると思うのですが、この後も旅行から帰ってからすぐにお食事会へ出かけたら再発しています。
お休み上手になってくれることを祈ります。
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